【活用ガイド】

JVNDB-2014-002398

Xen の HVMOP_set_mem_type 制御におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Xen の HVMOP_set_mem_type 制御には、サービス運用妨害 (ハイパーバイザクラッシュ) 状態にされる、または任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.7 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Xen プロジェクト
  • Xen 4.1 から 4.4.x

想定される影響

ローカルの HVM ゲスト管理者により、不特定のメモリのページタイプに対して、無効なページテーブルの変換を誘発する個別の qemu-dm の脆弱性を利用されることで、サービス運用妨害 (ハイパーバイザクラッシュ) 状態にされる、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Xen プロジェクト
  • Xen Security Advisory : XSA-92
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3124
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3124
更新履歴

  • [2014年05月08日]
      掲載