【活用ガイド】

JVNDB-2014-002318

Windows 上で稼動する Mozilla Firefox および SeaMonkey の Cairo で使用される Pixman における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Windows 上で稼動する Mozilla Firefox および SeaMonkey の Cairo で使用される Pixman の sse2_composite_src_x888_8888 関数には、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (out-of-bounds write および アプリケーションクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 28.0
  • Mozilla SeaMonkey 2.25

想定される影響

第三者により、CANVAS 要素に書き込まれることで、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (out-of-bounds write および アプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
  • Mozilla Foundation Security Advisory : MFSA2014-41
  • Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ : MFSA2014-41
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-1528
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-1528
更新履歴

  • [2014年05月01日]
      掲載