【活用ガイド】

JVNDB-2014-002275

複数の OS 上で稼働する Google Chrome で使用される Google V8 におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Windows、OS X、および Linux 上で稼働する Google Chrome で使用される Google V8 には、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされるなどの影響を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome 34.0.1847.131 未満 (Windows および Mac OS X)
  • Google Chrome 34.0.1847.132 未満 (Linux)

上記製品で使用される Google V8 JavaScript 3.24.35.33 未満が、本脆弱性の影響を受けます。
想定される影響

攻撃者により、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされるなどの影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-1735
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-1735
更新履歴

  • [2014年04月30日]
      掲載