【活用ガイド】

JVNDB-2014-002252

Open-Xchange AppSuite のパスワードリカバリサービスにおける潜在的に有用なパスワードパターンの情報を取得される脆弱性

概要

Open-Xchange AppSuite のパスワードリカバリサービスは、以前に使用されていたが、現在は無効なパスワードであることを表す文字列の感度 (sensitivity) について不適切な判断を行うため、潜在的に有用なパスワードパターンの情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Open-Xchange
  • OX App Suite 7.2.2-rev20 未満
  • OX App Suite 7.4.1 以上 7.4.1-rev11 未満
  • OX App Suite 7.4.2 以上 7.4.2-rev13 未満

想定される影響

第三者により、GET リクエスト内に存在する当該文字列を含む (1) Web サーバのアクセスログ、(2) Web サーバのリファラログ、または (3) ブラウザの履歴を読まれることで、潜在的に有用なパスワードパターンの情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Open-Xchange
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2391
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2391
  2. 関連文書 : Open-Xchange Security Advisory 2014-04-08
更新履歴

  • [2014年04月28日]
      掲載

公表日2014/04/08
登録日2014/04/28
最終更新日2014/04/28