【活用ガイド】

JVNDB-2014-002191

Common Unix Printing System の scheduler/client.c におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Common Unix Printing System (CUPS) の scheduler/client.c には、is_path_absolute 関数に関する処理に不備があるため、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • CUPS 1.7.2 未満

想定される影響

第三者により、URL パスを介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CUPS オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2856
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2856
  2. 関連文書 : MGASA-2014-0193
更新履歴

  • [2014年04月23日]
      掲載
    [2014年11月21日]
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2014:1388) を追加
    [2014年12月02日]
      ベンダ情報：オラクル (CVE-2014-2856 Cross-site scripting (XSS) vulnerability in CUPS) を追加
    [2015年06月23日]
      参考情報：関連文書 (MGASA-2014-0193) を追加

公表日2014/04/10
登録日2014/04/23
最終更新日2015/06/23