【活用ガイド】

JVNDB-2014-002188

PCNetSoftware RAC Server におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

PCNetSoftware RAC Server には、サービス運用妨害 (キーボードの無効化またはクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


PCNetSoftware
  • RAC Server 4.0.4
  • RAC Server 4.0.5

想定される影響

ローカルユーザにより、RACDriver.sys の不特定の IOCTL リクエストへの過度に大きな入力バッファを介して、バッファオーバーリードを誘発されることで、サービス運用妨害 (キーボードの無効化またはクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

PCNetSoftware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2597
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2597
  2. 関連文書 : Vulnerability title: Denial of Service in PCNetSoftware RAC Server
更新履歴

  • [2014年04月23日]
      掲載