【活用ガイド】

JVNDB-2014-002180

cups-filters の cups-browsed における任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

cups-filters の cups-browsed には、"キューに対して生成された System V インターフェーススクリプト (System V interface scripts generated for queues)" に関する処理に不備があるため、任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 8.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux Foundation
  • cups-filters 1.0.41 以上 1.0.51 未満

想定される影響

リモートの IPP プリンタにより、(1) model または (2) PDL のシェルのメタ文字を介して、任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux Foundation レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2707
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2707
更新履歴

  • [2014年04月22日]
      掲載
    [2014年05月13日]
      CVSS による深刻度：内容を更新
      CWE による脆弱性タイプ一覧：内容を更新

公表日2014/04/01
登録日2014/04/22
最終更新日2014/05/13