【活用ガイド】

JVNDB-2014-002169

strongSwan の IKEv2 における認証を回避される脆弱性

概要

strongSwan の IKEv2 には、認証を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


strongSwan
  • strongSwan 4.0.7 以上 5.1.3 未満

想定される影響

第三者により、(1) 開始中、または (2) 再認証中に IKE_SA を再入力され、IKE_SA 状態を確立 (established) に設定されることで、認証を回避される脆弱性が存在します。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

strongSwan
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2338
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2338
更新履歴

  • [2014年04月22日]
      掲載