【活用ガイド】

JVNDB-2014-002131

Xen のネットバンクドライバにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Xen のネットバンクドライバには、softirq コンテキストのスリープ状態を許可しない特定の Linux バージョンを使用する場合、サービス運用妨害 ("scheduling while atomic" エラーおよびホストクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Xen プロジェクト
  • Xen

想定される影響

ローカルのゲスト管理者により、不正な形式のパケットを介して、インターフェースの無効化時に、ミューテックスを取得されることで、サービス運用妨害 ("scheduling while atomic" エラーおよびホストクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Xen プロジェクト
  • Xen Security Advisory : XSA-90
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2580
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2580
更新履歴

  • [2014年04月18日]
      掲載