【活用ガイド】

JVNDB-2014-001987

IBM Business Process Manager のユーザ属性の実装における重要な情報を取得される脆弱性

概要

IBM Business Process Manager (BPM) のユーザ属性の実装は、属性値の読み取り、または書き込みの認証を検証しないため、重要な情報を取得される、電子メール通知を設定される、およびタスクの割り当てを変更される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Business Process Manager 7.5.x から 7.5.1.2
  • IBM Business Process Manager 8.0.x から 8.0.1.2
  • IBM Business Process Manager 8.5.x から 8.5.0.1

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、REST API の呼び出しを介して、重要な情報を取得される、電子メール通知を設定される、およびタスクの割り当てを変更される脆弱性が存在します。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-0908
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-0908
  2. 関連文書 : ibm-bpm-cve20140908-priv-escalation (91870)
更新履歴

  • [2014年04月15日]
      掲載

公表日2014/04/04
登録日2014/04/15
最終更新日2014/04/15