【活用ガイド】

JVNDB-2014-001941

Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェアの SSL VPN の実装における認証を回避される脆弱性

概要

Cisco Adaptive Security Appliance (ASA) ソフトウェアの SSL VPN の実装には、認証を回避される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCua85555 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 8.2(5.47) 未満の 8.2
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 8.3(2.40) 未満の 8.3
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 8.4(7.3) 未満の 8.4
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 8.6(1.13) 未満の 8.6
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 9.0(3.8) 未満の 9.0
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 9.1(3.2) 未満の 9.1
  • Cisco Adaptive Security Appliance

想定される影響

第三者により、(1) 変更された HTTP POST データ内の巧妙に細工された Cookie の値、または (2) 巧妙に細工された URL を介して、認証を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2128
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2128
更新履歴

  • [2014年04月11日]
      掲載