【活用ガイド】

JVNDB-2014-001940

Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェアにおける権限を取得される脆弱性

概要

Cisco Adaptive Security Appliance (ASA) ソフトウェアは、SSL VPN ポータル接続の権限検証中に管理セッション情報を適切に処理しないため、権限を取得される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCul70099 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 8.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 8.2(5.48) 未満の 8.x
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 8.3(2.40) 未満の 8.3
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 8.4(7.9) 未満の 8.4
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 8.6(1.13) 未満の 8.6
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 9.0(4.1) 未満の 9.0
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 9.1(4.3) 未満の 9.1
  • Cisco Adaptive Security Appliance

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、Clientless SSL VPN セッションを確立され、巧妙に細工された URL を入力されることで、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2127
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2127
更新履歴

  • [2014年04月11日]
      掲載