【活用ガイド】

JVNDB-2014-001917

Cisco IOS XR におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco IOS XR は、ICMPv6 リダイレクトパケットを適切に調整しないため、サービス運用妨害 (IPv4 および IPv6 トランジットの停止) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCum14266 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS XR

想定される影響

第三者により、巧妙に細工されたリダイレクトメッセージを介して、サービス運用妨害 (IPv4 および IPv6 トランジットの停止) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2144
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2144
更新履歴

  • [2014年04月08日]
      掲載