【活用ガイド】

JVNDB-2014-001903

a2ps の fixps スクリプトにおける任意のファイルを削除される脆弱性

概要

a2ps の fixps スクリプトは、gs を実行する際、-dSAFER オプションを使用しないため、任意のファイルを削除される、または任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


GNU Project
  • a2ps 4.14

想定される影響

攻撃者により、巧妙に細工された PostScript ファイルを介して、任意のファイルを削除される、または任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
  • Debian Bug report logs : #742902
  • Debian Security Advisory : DSA-2892
GNU Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-0466
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-0466
更新履歴

  • [2014年04月04日]
      掲載

公表日2014/04/01
登録日2014/04/04
最終更新日2014/04/04