【活用ガイド】

JVNDB-2014-001885

Xen におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Xen には、XSM が有効な場合、"大量のメモリ割り当て (large memory allocation)" に関する処理に不備があるため、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2014-1891、CVE-2014-1893、および CVE-2014-1894 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.2 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Xen プロジェクト
  • Xen 3.3 から 4.1

上記以前のバージョンも影響を受ける可能性があります。
想定される影響

ローカルユーザにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Xen プロジェクト
  • Xen Security Advisory : XSA-84
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-1892
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-1892
更新履歴

  • [2014年04月03日]
      掲載