【活用ガイド】

JVNDB-2014-001868

Linux Kernel の net/rds/iw.c の rds_iw_laddr_check 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux Kernel の net/rds/iw.c の rds_iw_laddr_check 関数には、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびシステムクラッシュ) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.7 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.14 まで

想定される影響

ローカルユーザにより、RDS トランスポートが欠如しているシステム上の RDS ソケットに対する bind システムコールを介して、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびシステムクラッシュ) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. NULL ポインタデリファレンス(CWE-476) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2678
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2678
  2. 関連文書 : [PATCH v2] rds: prevent dereference of a NULL device in rds_iw_laddr_check
更新履歴

  • [2014年04月03日]
      掲載