【活用ガイド】

JVNDB-2014-001842

複数の IBM 製品における CLI アクセス権を取得される脆弱性

概要

複数の IBM 製品のソフトウェアには、CLI アクセス権を取得され、その結果、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Flex System V7000 ソフトウェア 6.4.1.8 未満の 6.4
  • IBM Flex System V7000 ソフトウェア 7.1
  • IBM Flex System V7000 ソフトウェア 7.2.0.3 未満の 7.2
  • IBM SAN ボリューム・コントローラー ソフトウェア 6.3
  • IBM SAN ボリューム・コントローラー ソフトウェア 6.4.1.8 未満の 6.4
  • IBM SAN ボリューム・コントローラー ソフトウェア 7.1
  • IBM SAN ボリューム・コントローラー ソフトウェア 7.2.0.3 未満の 7.2
  • IBM Storwize V3500 ソフトウェア 6.4.1.8 未満の 6.4
  • IBM Storwize V3500 ソフトウェア 7.1
  • IBM Storwize V3500 ソフトウェア 7.2.0.3 未満の 7.2
  • IBM Storwize V3700 ソフトウェア 6.4.1.8 未満の 6.4
  • IBM Storwize V3700 ソフトウェア 7.1
  • IBM Storwize V3700 ソフトウェア 7.2.0.3 未満の 7.2
  • IBM Storwize V5000 ソフトウェア 7.1
  • IBM Storwize V5000 ソフトウェア 7.2.0.3 未満の 7.2
  • IBM Storwize V7000 ソフトウェア 6.3
  • IBM Storwize V7000 ソフトウェア 6.4.1.8 未満の 6.4
  • IBM Storwize V7000 ソフトウェア 7.1
  • IBM Storwize V7000 ソフトウェア 7.2.0.3 未満の 7.2
  • IBM Flex System V7000
  • IBM SAN ボリューム・コントローラー
  • IBM Storwize V3500
  • IBM Storwize V3700
  • IBM Storwize V5000
  • IBM Storwize V7000

想定される影響

第三者により、管理 IP アドレスへの不特定のトラフィックを介して、CLI アクセス権を取得され、その結果、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-0880
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-0880
  2. 関連文書 : ibm-storwize-cve20140880-auth-bypass (91145)
更新履歴

  • [2014年04月01日]
      掲載

公表日2014/02/19
登録日2014/04/01
最終更新日2014/04/01