【活用ガイド】

JVNDB-2014-001798

Icinga におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Icinga には、一つずれエラー (Off-by-One error) により、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Novell
  • openSUSE 12.3
  • openSUSE 13.1
The Icinga Project
  • Icinga 1.10.2 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、下記の項目における不特定の要素を介して、スタックベースのバッファオーバーフローを誘発されることで、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる可能性があります。

(1) cgi/cgiutils.c の display_nav_table 関数
(2) cgi/cgiutils.c の print_export_link 関数
(3) cgi/cgiutils.c の page_num_selector 関数
(4) cgi/cgiutils.c の page_limit_selector 関数
(5) cgi/status.c の status_page_num_selector 関数
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Novell The Icinga Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2386
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2386
更新履歴

  • [2014年03月27日]
      掲載

公表日2014/02/18
登録日2014/03/27
最終更新日2014/03/27