【活用ガイド】

JVNDB-2014-001779

Linux Kernel の net/core/skbuff.c 内の skb_segment 関数における重要な情報を取得される脆弱性

概要

Linux Kernel の net/core/skbuff.c 内の skb_segment 関数には、解放済みメモリの使用 (Use-after-free) により、カーネルメモリから重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.13.6 およびそれ以前

想定される影響

攻撃者により、特定の孤立した操作の欠落を利用されることで、カーネルメモリから重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 解放済みメモリの使用(CWE-416) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-0131
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-0131
更新履歴

  • [2014年03月25日]
      掲載