【活用ガイド】

JVNDB-2014-001771

Siemens SIMATIC S7-1200 CPU PLC デバイスにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Siemens SIMATIC S7-1200 CPU PLC デバイス (CPU ファームウェア 4.0 未満) には、サービス運用妨害 (defect-mode への遷移) 状態にされる脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2014-2255 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シーメンス
  • SIMATIC S7-1200 CPU ファームウェア 4.0 未満
  • SIMATIC S7-1200 CPU 1211C
  • SIMATIC S7-1200 CPU 1212C
  • SIMATIC S7-1200 CPU 1214C
  • SIMATIC S7-1200 CPU 1215C
  • SIMATIC S7-1200 CPU 1217C

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された HTTP パケットを介して、サービス運用妨害 (defect-mode への遷移) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シーメンス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2254
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2254
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-14-079-02
更新履歴

  • [2014年03月25日]
      掲載