【活用ガイド】

JVNDB-2014-001748

複数の Cisco セキュリティ アプライアンス 用 Cisco AsyncOS における root 権限で任意のコードを実行される脆弱性

概要

Cisco Email セキュリティ アプライアンス (ESA) およびコンテンツ セキュリティ管理アプライアンス (SMA) 用 Cisco AsyncOS の End User Safelist/Blocklist (別名 SLBL) サービスには、root 権限で任意のコードを実行される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCug79377 および CSCug80118 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 8.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco AsyncOS 7.6.3-023 未満 (*1)
  • Cisco AsyncOS 8.0.1-023 未満の 8.x (*1)
  • Cisco AsyncOS 7.9.1-110 未満 (*2)
  • Cisco AsyncOS 8.1.1-013 未満の 8.x (*2)
  • Cisco E メール セキュリティ アプライアンス
  • Cisco コンテンツ セキュリティ管理アプライアンス

*1:Cisco Email セキュリティ アプライアンスの影響を受けるバージョン
*2:Cisco コンテンツ セキュリティ管理アプライアンスの影響を受けるバージョン
想定される影響

リモート認証されたユーザにより、変更された SLBL データベースファイルをアップロードする FTP セッションを介して、root 権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2119
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2119
更新履歴

  • [2014年03月24日]
      掲載