【活用ガイド】

JVNDB-2014-001699

libssh の RAND_bytes 関数における重要な情報を取得される脆弱性

概要

libssh の RAND_bytes 関数は、フォーキング (forking) が有効になっている場合、OpenSSL の擬似乱数生成器 (PRNG) の状態を適切にリセットしないため、子プロセス間で状態が共有され、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


libssh
  • libssh 0.6.3 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、PID コリジョンを利用されることで、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

libssh レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-0017
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-0017
更新履歴

  • [2014年03月18日]
      掲載
    [2014年03月28日]
      CWE による脆弱性タイプ一覧:内容を更新