【活用ガイド】

JVNDB-2014-001609

Linux Kernel の security/keys/keyring.c 内の keyring_detect_cycle_iterator 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux Kernel の security/keys/keyring.c 内の keyring_detect_cycle_iterator 関数は、キーリングが同一かどうかを適切に判定しないため、サービス運用妨害 (OOPS) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.2 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.13.6 まで

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工された keyctl コマンドを介して、サービス運用妨害 (OOPS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-0102
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-0102
  2. 関連文書 : CVE-2014-0102 -- Linux kernel: security: keyring cycle detector DoS
更新履歴

  • [2014年03月12日]
      掲載