【活用ガイド】

JVNDB-2014-001591

GnuTLS の lib/x509/verify.c におけるサーバになりすまされる脆弱性

概要

GnuTLS の lib/x509/verify.c は、SSL サーバからの X.509 証明書を検証する際、不特定のエラーを適切に処理しないため、サーバになりすまされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


GNU Project
  • GnuTLS 3.1.22 未満
  • GnuTLS 3.2.12 未満の 3.2.x

想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、巧妙に細工された証明書を介して、サーバになりすまされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GNU Project オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-0092
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-0092
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-14-135-03
更新履歴

  • [2014年03月10日]
      掲載
    [2014年04月08日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:0288) を追加
    [2014年05月02日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:0339) を追加
    [2014年05月14日]
      ベンダ情報:オラクル (CVE-2014-0092 Cryptographic Issues vulnerability in GnuTLS) を追加
    [2014年05月20日]
      参考情報:ICS-CERT ADVISORY (ICSA-14-135-03) を追加