【活用ガイド】

JVNDB-2014-001581

Cisco Wireless LAN Controller デバイスにおけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

Cisco Wireless LAN Controller (WLC) デバイスは、管理 HTTP サーバのステータスで競合状態にある Aironet IOS ソフトウェアを配布するため、アクセス制限を回避される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuf66202 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Wireless LAN Controller ソフトウェア 7.4.110.0 未満の 7.4
  • Cisco Wireless LAN Controller

想定される影響

第三者により、管理 HTTP サーバが非効果的に無効にされている状態で Aironet アクセスポイントへ接続されることで、アクセス制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-0703
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-0703
更新履歴

  • [2014年03月07日]
      掲載