【活用ガイド】

JVNDB-2014-001559

VideoLAN VLC media player の ASF デマルチプレクサの modules/demux/asf/libasf.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

VideoLAN VLC media player の ASF デマルチプレクサの modules/demux/asf/libasf.c 内の ASF_ReadObject_file_properties 関数には、サービス運用妨害 (ゼロ除算エラーおよびクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


VideoLAN
  • VLC media player 2.1.3 未満

想定される影響

第三者により、ASF ファイル内のゼロ最小値および最大のデータパケットサイズを介して、サービス運用妨害 (ゼロ除算エラーおよびクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VideoLAN
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-1684
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-1684
更新履歴

  • [2014年03月05日]
      掲載
    [2014年03月10日]
      CVSS による深刻度：内容を更新

公表日2014/01/27
登録日2014/03/05
最終更新日2014/03/10