【活用ガイド】

JVNDB-2014-001521

Linux Kernel の fs/nfs/write.c 内の nfs_can_extend_write 関数における重要な情報を取得される脆弱性

概要

Linux Kernel の fs/nfs/write.c 内の nfs_can_extend_write 関数は、特定の最新の検証をしないで書き込み操作を拡張する書き込み委譲に依存するため、カーネルメモリから重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.13.3 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、NFS ファイルシステムのファイルに書き込まれ、その後、同一ファイルを読み取られることで、カーネルメモリから重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2038
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2038
更新履歴

  • [2014年03月03日]
      掲載
    [2015年08月11日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:0328) を追加