【活用ガイド】

JVNDB-2014-001517

Nagios Core および Icinga の cgi/cmd.c におけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Nagios Core および Icinga の cgi/cmd.c 内の cmd_submitf 関数には、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Nagios Enterprises, LLC
  • Nagios Core 4.0.3rc1 およびそれ以前
The Icinga Project
  • Icinga 1.8.6 未満
  • Icinga 1.9.5 未満の 1.9
  • Icinga 1.10.3 未満の 1.10

想定される影響

第三者により、cmd.cgi の過度に長いメッセージを介して、サービス運用妨害 (セグメンテーション違反) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Nagios Enterprises, LLC The Icinga Project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-1878
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-1878
更新履歴

  • [2014年03月03日]
      掲載

公表日2014/02/11
登録日2014/03/03
最終更新日2014/03/03