【活用ガイド】

JVNDB-2014-001422

PHP の ext/gd/gd.c における重要な情報を取得される脆弱性

概要

PHP の ext/gd/gd.c は、データ型をチェックしないため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2013-7226 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


The PHP Group
  • PHP 5.5.9 未満の 5.5.x

想定される影響

第三者により、数値データ型の代わりに (1) 文字列または (2) 配列データ型を使用されることで、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The PHP Group レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2020
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2020
更新履歴

  • [2014年02月19日]
      掲載