【活用ガイド】

JVNDB-2014-001344

Linux Kernel の net/compat.c の compat_sys_recvmmsg 関数における権限を取得される脆弱性

概要

Linux Kernel の net/compat.c の compat_sys_recvmmsg 関数には、CONFIG_X86_X32 が有効になっている場合、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.13.2 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工された timeout pointer パラメータを伴う recvmmsg システムコールを介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-0038
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-0038
更新履歴

  • [2014年02月10日]
      掲載