【活用ガイド】

JVNDB-2014-001338

IBM Lotus Domino の IMAP サーバにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

IBM Lotus Domino の IMAP サーバには、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を SPR# KLYH9F4S2Z として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Domino (旧 IBM Lotus Domino) 8.5.3 FP6 IF1 未満の 8.5.x
  • IBM Domino (旧 IBM Lotus Domino) 9.0.1 FP1 未満の 9.0.x
  • IBM Domino (旧 IBM Lotus Domino) 9.0.1 IF2 未満の 9.0.x

想定される影響

第三者により、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
  • IBM Support Document : 1663023
  • IBM セキュリティー情報 : 1666046
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-0822
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-0822
  2. 関連文書 : IBM Domino IMAP Server Denial of Service Vulnerability
更新履歴

  • [2014年02月10日]
      掲載
    [2014年05月30日]
      影響を受けるシステム:内容を更新
      ベンダ情報:IBM (1666046) を追加