【活用ガイド】

JVNDB-2014-001307

IBM General Parallel File System におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

IBM General Parallel File System (GPFS) には、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM General Parallel File System 3.4.0.27 未満の 3.4
  • IBM General Parallel File System 3.5.0.16 未満の 3.5

想定される影響

攻撃者により、setuid プログラムの巧妙に細工された引数を介して、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-0834
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-0834
更新履歴

  • [2014年02月05日]
      掲載