【活用ガイド】

JVNDB-2014-001272

localepurge の debian/postrm および debian/localepurge.config における任意のファイルを上書きされる脆弱性

概要

localepurge の (1) debian/postrm および (2) debian/localepurge.config は、安全な一時ファイルを作成するために、元のファイル名へのサフィックスの追加および新しいファイル名への書き込み以外に tempfile を使用するため、任意のファイルを上書きされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.3 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Debian
  • localepurge 0.7.3.2 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、新しいファイル名へのシンボリックリンク攻撃を介して、任意のファイルを上書きされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
  • Debian Bug report logs : 736359
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-1638
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-1638
  2. 関連文書 : 102381 : localepurge /debian/postrm TEMPFILE Local Symlink File Overwrite 
  3. 関連文書 : 102379 : localepurge /debian/localepurge.config Multiple File Local Symlink File Overwrite 
更新履歴

  • [2014年01月30日]
      掲載