【活用ガイド】

JVNDB-2014-001229

LightDM GTK+ Greeter の lightdm-gtk-greeter.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

LightDM GTK+ Greeter の lightdm-gtk-greeter.c の start_authentication 関数は、lightdm_greeter_get_authentication_user 関数からの戻り値を適切に処理しないため、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンス) 状態にされる脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-476: NULL Pointer Dereference (NULL ポインタデリファレンス) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/476.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


LightDM GTK+ Greeter Project
  • LightDM GTK+ Greeter 1.7.1 未満
Novell
  • openSUSE 12.2
  • openSUSE 12.3
  • openSUSE 13.1

想定される影響

ローカルユーザにより、空のユーザ名を介して、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンス) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

LightDM GTK+ Greeter Project Novell
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-0979
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-0979
更新履歴

  • [2014年01月24日]
      掲載

公表日2014/01/21
登録日2014/01/24
最終更新日2014/01/24