【活用ガイド】

JVNDB-2014-001208

AMD K7 および K8 プラットフォーム上で稼働する Linux Kernel におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

AMD K7 および K8 プラットフォーム上で稼働する Linux Kernel の arch/x86/include/asm/fpu-internal.h の restore_fpu_checking 関数は、EMMS 命令に移る前に保留中の例外を消去しないため、サービス運用妨害 (タスクの強制終了) 状態にされる、または権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.7 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.12.8 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工されたアプリケーションを介して、サービス運用妨害 (タスクの強制終了) 状態にされる、または権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-1438
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-1438
更新履歴

  • [2014年01月22日]
      掲載