【活用ガイド】

JVNDB-2014-001032

Graphviz の lib/cgraph/scan.l 内の chkNum 関数におけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Graphviz の lib/cgraph/scan.l 内の chkNum 関数には、"不正な形式の数 (badly formed number)" および "過度に長い桁のリスト (long digit list)" に関する処理に不備があるため、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Graphviz
  • Graphviz 2.34.0

想定される影響

第三者により、不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Graphviz レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-1236
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-1236
更新履歴

  • [2014年01月14日]
      掲載
    [2014年03月14日]
      ベンダ情報:レッドハット (Bug 1050872) を追加