【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2014-000138

富士通製の複数の Android 端末における OS コマンドインジェクションの脆弱性

概要

富士通製の複数の Android 端末には、OS コマンドインジェクションの脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき次の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: グリー株式会社 千田雅明 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.2 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム

対象となる製品は複数存在します。 詳しくは販売元が提供する情報をご確認ください。

(複数のベンダ)
  • (複数の製品)

想定される影響

ローカルの第三者によって、当該製品の root 権限を取得されたり、任意の OS コマンドを実行されたりする可能性があります。
対策

[アップデートする]
販売元が提供する情報をもとに、アップデートを適用してください。
ベンダ情報

株式会社NTTドコモ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-7253
参考情報

  1. JVN : JVN#06302787
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-7253
更新履歴

  • [2014年12月02日]
      掲載
    [2014年12月04日]
      ベンダ名の表記を修正
    [2014年12月09日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2014-7253) を追加