【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2014-000130

複数のサイボウズ製品におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

サイボウズ株式会社が提供する複数のサイボウズ製品には、バッファオーバーフロー (CWE-119) の脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、次の方が開発者に報告し、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: グリー株式会社 千田雅明 氏
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.0 (危険) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サイボウズ
  • サイボウズ Office 10.0.2 およびそれ以前
  • サイボウズ デヂエ 8.1.0 およびそれ以前
  • サイボウズ メールワイズ 5.1.3 およびそれ以前

想定される影響

遠隔の第三者によって、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃を受けたり、任意のコードを実行されたりする可能性があります。
対策

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開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

サイボウズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-5314
参考情報

  1. JVN : JVN#14691234
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-5314
  3. IPA 重要なセキュリティ情報 : 複数のサイボウズ製品にバッファオーバーフローの脆弱性の対策について(JVN#14691234)
更新履歴

  • [2014年11月11日]
      掲載
    [2014年11月25日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2014-5314) を追加