【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2014-000092

 Piwigo におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Piwigo は、ウェブ上で画像ファイルを管理するためのソフトウェアです。Piwigo には、Community プラグインが有効になっていて、さらにユーザがアップロードした画像の検証機能が無効になっている場合、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: bogus.jp 東内 裕二 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Piwigo
  • Piwigo 2.4.6 より前のバージョン

想定される影響

ユーザが細工された画像ファイルを閲覧した際に、ユーザのウェブブラウザ上で任意の JavaScript が実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

Piwigo
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-1980
参考情報

  1. JVN : JVN#80310172
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-1980
更新履歴

  • [2014年08月08日]
    掲載 
    [2014年08月15日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2014-1980) を追加