【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2014-000066

SX-2000WG におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

サイレックス・テクノロジー株式会社が提供する SX-2000WG は、プリンタや HDD など USB 接続して使う機器を、無線 LAN 経由で使用可能にする製品です。SX-2000WG には、IP パケットの処理機能に問題があり、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。

なお、本脆弱性は JVN#85571806 とは異なる問題です。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: セキュリティ・キャンプ中央大会2013 ネットワーク・セキュリティ・クラス一同

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


サイレックス・テクノロジー株式会社
  • SX-2000WG ファームウェア Ver 1.5.4 より前のバージョン

想定される影響

遠隔の第三者によって、当該製品を応答不能な状態にされる可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアをアップデートしてください。
ベンダ情報

サイレックス・テクノロジー株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3890
参考情報

  1. JVN : JVN#35998716
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3890
更新履歴

  • [2014年07月02日]
      掲載
    [2014年07月07日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2014-3890) を追加