【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2014-000029

spモードメールにおいて Java メソッドが実行される脆弱性

概要

株式会社NTTドコモが提供する spモードメールには、デコメ絵文字 POP の処理に問題があり、spモードメールの権限で実行可能な任意の Java メソッドが実行される脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 徳田裕典 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


株式会社NTTドコモ
  • spモードメールアプリ rev.5900 から rev.6300 まで (Android 4.0.X およびそれ以前向け)
  • spモードメールアプリ rev.6000(初版) から rev.6620 まで (Android 4.1 およびそれ以降向け)

想定される影響

細工されたメールを開くことで、spモードメールの権限で実行可能な任意の Java メソッドを実行される可能性があります。
対策

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ベンダ情報

株式会社NTTドコモ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 設計上の問題(CWE-DesignError) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-1979
参考情報

  1. JVN : JVN#89260331
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-1979
更新履歴

  • [2014年03月18日]
      掲載
    [2014年03月25日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2014-1979) を追加