【活用ガイド】

JVNDB-2013-006703

RPM における任意のコードを実行される脆弱性

概要

RPM には、競合状態により、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-74: Improper Neutralization of Special Elements in Output Used by a Downstream Component (インジェクション) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/74.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.6 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


RPM
  • RPM Package Manager 4.11.1 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、インストールにおいて署名を検証する前に内容を一時ファイルに抽出する巧妙に細工された RPM ファイルを介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

RPM レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. インジェクション(CWE-74) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6435
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6435
更新履歴

  • [2014年12月19日]
      掲載
    [2016年02月10日]
      CVSS による深刻度:内容を更新