【活用ガイド】

JVNDB-2013-006701

複数の Emerson Process Management RTU 製品のソフトウェアにおける任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

Emerson Process Management ROC800 RTU、DL8000 RTU、および ROC800L RTU のソフトウェアには、任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-77: Improper Neutralization of Special Elements used in a Command (コマンドインジェクション) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/77.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


エマソン
  • DL8000 RTU ファームウェア 2.30 およびそれ以前
  • ROC800 RTU ファームウェア 3.50 およびそれ以前
  • ROC800L RTU ファームウェア 1.20 およびそれ以前
  • DL8000 RTU
  • ROC800 RTU
  • ROC800L RTU

想定される影響

第三者により、TCP 反射攻撃 (リプレイアタック) を介して、任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

エマソン
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コマンドインジェクション(CWE-77) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2810
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2810
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-13-259-01A
更新履歴

  • [2014年12月10日]
      掲載