【活用ガイド】

JVNDB-2013-006698

ClamAV の clamscan におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

ClamAV の clamscan には、-a オプションを使用する場合、サービス運用妨害 (クラッシュ) の脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-17: Code (コード) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/17.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ClamAV
  • ClamAV 0.98.5 未満

想定される影響

第三者により、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ClamAV レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6497
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6497
更新履歴

  • [2014年12月02日]
      掲載

公表日2013/11/04
登録日2014/12/02
最終更新日2014/12/02