【活用ガイド】

JVNDB-2013-006658

TP-LINK WR1043ND ルータのファームウェアにおけるクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性

概要

TP-LINK WR1043ND ルータのファームウェアには、クロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


TP-LINK Technologies
  • TL-WR1043ND ファームウェア V1_120405

想定される影響

第三者により、管理者の認証をハイジャックされ、以下を実行される可能性があります。

(1) userRpm/NasFtpCfgRpm.htm の shareEntire パラメータを介して、/tmp への FTP アクセス (別名 "FTP ディレクトリトラバーサル") を有効にされる

(2) userRpm/NasUserAdvRpm.htm の nas_admin_pwd パラメータを介して、FTP 管理パスワードを変更される

(3) userRpm/NasFtpCfgRpm.htm の internetA パラメータを介して、WAN インターフェース上の FTP を有効にされる

(4) userRpm/NasFtpCfgRpm.htm の startFtp パラメータを介して、FTP サービスを起動される

(5) userRpm/QoSCfgRpm.htm の QoSCtrl パラメータを介して、帯域幅の制限を有効または無効にされる
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

TP-LINK Technologies
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトリクエストフォージェリ(CWE-352) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2645
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2645
  2. 関連文書 : Taking over the TP-LINK WR1043N
更新履歴

  • [2014年10月07日]
      掲載