【活用ガイド】

JVNDB-2013-006642

HL7 C-CDA の CDA.xsl におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

HL7 C-CDA の CDA.xsl は、巧妙に細工された XML 属性を持つ不正な C-CDA ドキュメントの可能性を考慮しないため、クロスサイトスクリプティング攻撃を実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


HL7
  • C-CDA 1.1 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、制限されていない xsl:copy 操作中に適切に処理されないテーブルを含むドキュメントを介して、クロスサイトスクリプティング攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

HL7
  • Structured Documents : 1088
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-5452
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-5452
  2. 関連文書 : HL7 CDA Stylesheet Patches
  3. 関連文書 : Security vulnerabilities in C-CDA Display using CDA.xsl
更新履歴

  • [2014年09月03日]
      掲載

公表日2013/04/14
登録日2014/09/03
最終更新日2014/09/03