【活用ガイド】

JVNDB-2013-006621

Subversion の svnwcsub.py における権限を取得される脆弱性

概要

Subversion の svnwcsub.py には、フォアグラウンドモードで --pidfile オプションが使用されている場合、権限を取得される脆弱性が存在します。

本脆弱性は、影響を受けるバージョンが異なるため分割されました。
irkerbridge.py の問題は、CVE-2013-7393 で報告されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.4 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache Subversion 1.8.0 以上 1.8.2 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、pid ファイルへのシンボリックリンク攻撃を介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4262
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4262
更新履歴

  • [2014年07月30日]
      掲載
    [2015年10月30日]
      ベンダ情報:オラクル (Oracle Solaris Third Party Bulletin - October 2015) を追加