【活用ガイド】

JVNDB-2013-006613

Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェアにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco Adaptive Security Appliance (ASA) ソフトウェアには、フィルタリングおよび検査の両方に重複する基準 (criteria) を持つサポートされていない設定を使用する場合、サービス運用妨害 (トラフィックループおよびデバイスクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCui45606 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 8.4(.6) およびそれ以前
  • Cisco Adaptive Security Appliance

想定される影響

第三者により、複数の基準との一致を誘発するパケットを介して、サービス運用妨害 (トラフィックループおよびデバイスクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソースの枯渇(CWE-400) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-5567
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-5567
更新履歴

  • [2014年07月16日]
      掲載