【活用ガイド】

JVNDB-2013-006559

ownCloud Server のインストールルーチンにおけるパスワードを推測される脆弱性

概要

ownCloud Server のインストールルーチンは、PostgreSQL データベースのユーザパスワードの生成をシードする time 関数を使用するため、パスワードを推測される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


ownCloud
  • ownCloud Server 4.0.14 未満
  • ownCloud Server 4.5.9 未満の 4.5.x
  • ownCloud Server 5.0.4 未満の 5.0.x

想定される影響

第三者により、総当たり (brute-force) 攻撃を介して、パスワードを推測される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ownCloud
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1941
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1941
更新履歴

  • [2014年06月05日]
      掲載