【活用ガイド】

JVNDB-2013-006537

xlockmore の checkPasswd および checkGroupXlockPasswds 関数におけるスクリーンロックを回避される脆弱性

概要

xlockmore の (1) checkPasswd および (2) checkGroupXlockPasswds 関数は、glibc 2.17 以降で実装された crypt または dispcrypt 機能によって、エラー時に NULL 値が返された際、適切に処理を行わないため、スクリーンロックを回避される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-476: NULL Pointer Dereference (NULL ポインタデリファレンス) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/476.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


David Bagley
  • xlockmore 5.43 未満

想定される影響

攻撃者により、スクリーンロックを回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

David Bagley
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4143
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4143
更新履歴

  • [2014年06月03日]
      掲載